吉野家常務の伊東正明さんが話題になっています。
P&G入社後、独立し現在ではビジネスコンサルタントや
吉野家常務として数々のメディアに取り上げられているためです。
今回はそんな伊東正明さんの経歴についてまとめました。
Contents
伊藤正明の基本プロフィール!
伊東正明さんは、現在吉野家の役員を務めています。
最終学歴は早稲田大学商業学部
そして年齢は50歳のようです。
現在結婚しているかどうかは不明でした。
吉野家の役員を務めていますが、
大学卒業後はP&Gに入社、そして退職後は吉野家に転職しています。
その後、吉野家役員の肩書きを持つと共に、コンサルタントとしても
活躍されています。
- 2020年7月〜 M-Forceパートナー
- 2020年12月〜 Waqoo ブランディング/マーケティング戦略アドバイザー
- 2021年7月〜 アクセンチュア インタラクティブ顧問に就任
など輝かしい経歴がありますが、詳しくは経歴まとめを見ていきましょう!

伊東正明の経歴まとめ!

伊東正明さんの経歴はこちら。
1996年 P&G入社
↓
1996年以降 P&G米国本社・ヨーロッパ本社赴任?
↓
1996年以降 P&Gシンガポールで事業責任者
↓
1996年以降 P&Gアジアパシフィック・Eビジネス事業責任者
↓
1996年以降 P&Gホームケア・オーラルケアヴァイスプレジデントを歴任
↓
1996年以降 P&Ge-business責任者を歴任
↓
2017年11月 P&Gを退職・独立
↓
2018年1月 吉野家に転職
↓
2020年7月 M-Forceパートナー
↓
2020年12月 Waqoo ブランディング/マーケティング戦略アドバイザー
↓
2021年7月 アクセンチュア インタラクティブ顧問に就任
一つずつ見ていきましょう!
1996年 P&G入社(22〜23歳?)
1996年に伊東正明さんはP&Gに入社しています。
新卒採用で入社したということだと
1996年の時点で22〜23歳ということになりますね。
入社後ブランドマネージャーとしてジョイ・アリエールのブランドを再建
ファブリーズグローバルチームのマーケティング責任者として
アメリカやヨーロッパに赴任しています。
P&Gは外資系企業のため海外赴任生活は7〜8年ほどあったそうです。
米国本社・ヨーロッパ本社赴任?
↓
シンガポールで事業責任者
↓
アジアパシフィック・Eビジネス事業責任者
↓
ホームケア・オーラルケアヴァイスプレジデントを歴任
↓
e-business責任者を歴任
伊東正明正明さんがこれまでP&Gの中で出世できた理由は
- マーケティングで外すことが少なかった
- 社内調整力に優れていた
という点にあるそうです。
伊東正明さんは液体洗剤アリエールのマーケティングに携わっています。
アリエールって知らない人はいないくらい
メジャーな洗剤ですよね。
伊東正明さんの功績の大きさが伝わります。
そして、社内調整力が他の会社員よりも優れていたという点もあったようです。
- 会社のアジェンダを満たしながら結果に最短でつなげる力に、私は優れていたんだと思います。
- あらゆる部署の人と一定程度、良好な関係性を築くことは、ほかの方より得意だった気がします。
- 大きな組織の中で、相手が外国人でも、一度もお会いしたことがなくてビデオ会議でしか話したことがない人でも、みんなから信頼を勝ち取って、やるべきことを伝え、きちんとやってもらう。
とインタビューに答えおり
コミュニケーション能力や社内政治にかなり秀でていたということが伝わってきますね。
もう1つは、社内調整力です。私はマーケターとしてではなく、ある意味、サラリーマンとして一番優秀だったことが社内で昇格できた理由だと思います。
スポンサーリンク
2017年11月 P&Gを退職・独立(44〜45歳?)

2017年11月には伊東正明さんはP&Gを退職しています。
海外での生活も長かったので
必ずや「日本企業に帰るぞ」
という想いが強かったのだそうです。
外資系企業で22年働き、海外にも7、8年住んでいたので、そのうちに愛国心がとても強くなり、必ずや「日本企業に帰るぞ」という想いが私の中にあったんですよね。
また、転職するのであれば全く違う業種にチャレンジしてみたいという想いを持っている中
吉野家の話が舞い込んだことによって吉野家に転職します。
スポンサーリンク
2018年1月 吉野家に転職
2018年1月には吉野家に転職後
新商品の施策を手掛けてマーケティングの改革を実行。
そして2019年の吉野家の中間決算を赤字から黒字に導いたそうです。
短期間で赤字から黒字に転換させたってすごい実績ですね。
伊東正明さんが開発したのは
- 「ライザップ牛サラダ」
- 「超特盛」
- 「特撰すきやき重」
などのヒット施策。
しかし全て順風満帆というわけではなく中にはトラブルもあったそうです。
「特撰すきやき重」は調理方法を変えてお客様に提供することで
手間と時間がすごくかかり、店舗スタッフにとってかなり負荷がかかったといいます。
この「特撰すきやき重」は、調理方法を変えた結果、手間と時間がすごくかかり、お店の人の負荷が大きな商品になりました
広報がうまくいき、発売後お客様が殺到したそうですが
- 1食提供するのに40分も待っていただくことがあった
- 午前11時に販売を開始して、正午前にはお店に納品していた肉が全部なってしまった
- 店舗スタッフはお客さまにずっと謝り続けなければならない
- 他のことに手が回らない
という事態も起きたそうです。
多くの成功を収めてきた伊東正明さんでも失敗することはあるんですね。
スポンサーリンク
2020年7月 M-Forceパートナー

コンサルタントとしての顔も持ち合わせている伊東正弘さん。
2020年にはM-Forceというマーケティングの会社に
パートナーとして関わっています。
- 日本マクドナルドの業績をV字回復させた立役者の足立光氏
- P&Gジャパンの歴史において最も新ブランドを上市しビジネス成長を牽引した久野 克宜氏
と共に、迎え入れられたようです。
スポンサーリンク
2020年11月 Waqoo ブランディング/マーケティング戦略アドバイザー
2020年12月には株式会社Waqooの
ブランディング/マーケティング戦略アドバイザーに就任しています。
(株)Waqoo(本社:東京都世田谷区、代表取締役:井上裕基)に、元(株)P&G、現(株)吉野家常務取締役の伊東正明氏が「ブランディング/マーケティング戦略アドバイザー」に2020年11月1日より就任いたしました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000070914.html
2021年 7月 アクセンチュア インタラクティブ顧問

2021年7月に伊東正明さんはアクセンチュアインタラクティブ顧問になっています。
伊東正明さんは最初はアクセンチュアに対して、
デジタルマーケティングに強いイメージがある一方、
コンサル・SIの会社だと思っていたのであまり関係がないと感じており
アクセンチュアのインタラクティブ顧問の話が来た際には
「なぜ、自分が?」
と戸惑ったそうです。
しかし話を聞いてみると
コミュニケーションの変革を主体ではなく
ビジネスモデル自体を変えていくスタイルに共感を覚えて
伊東正明さんの知見を生かしつつ、自身の勉強につながるかもしれないという想いで
顧問を引き受けたそうです。

