2021年から活動を開始した
「練馬アークス・ジュニア・ベースボールクラブ」代表の中桐悟さん。
今までの野球の常識を覆す運営方法に
注目が集まっています。
今回は中桐悟さんの経歴についてまとめました。
Contents
中桐悟の経歴は?野球クラブ設立の思いがすごかった!
中桐悟さんの経歴についてまとめました。
野球が辛かった中学校時代
中桐悟さんの地元には少年野球チームがなかったそうです。
競技を始めたのは中学校から。
中学の野球部では指導者から怒号が飛んで
殴られるということもしばしば。
野球が好きだったはずなのに中桐悟さんは
苦しくなっていったそうです。
苦しくなってしまったことで高校や大学では
野球から距離を置きます。
学生時代は3年間の野球経験だったんですね。
スポンサーリンク
社会人リーグ「へたっぴリーグ」に出会う

社会人になった中桐悟さん。
もう一度野球をやりたいと思うようになったそうです。
社会人になって東京への転勤をきっかけに草野球チームに入団。
これまで怒られるというイメージのあった野球観が一変します。
「ミスを咎めることなく許容する。これが本来の野球のあるべき姿だと感じました」
というほど、
お互いを許容して、主体性を持って野球に取り組む
そのスタイルで楽しく野球ができたそうです。
そこでプレーしていたのが「へったぴリーグ」という私設リーグ。
その名前の通り、自分たちを下手と認めているチームが集まるリーグです。
試合の勝敗に拘らず、純粋に野球を楽しむ大人たちと
野球をして楽しくて仕方なかったといっていました。
野球の楽しさ、白球を追う純粋さを体感したそうです。
スポンサーリンク
自分でリーグを設立!
その後東京23区の北部に引っ越すことになった中桐さん。
そこにはへたっぴリーグのような草野球チームはありませんでした。
それ以外のリーグでは今までのように楽しめないと思った中桐さんは
野球リーグをつくってしまおう
と一念発起。「アークスリーグ」を設立しました。

アークスリーグは
- 加盟全チーム(56チーム/2020年3月現在)と自由に試合を組むことが可能
- 年間に決められた期間内であれば何試合でも実施可能
- 打順は全員をラインナップに並べることができる
- 守備も無制限に出し入れ自由
- 負けても勝っても勝ち点が与えられる
という初心者にとって、優しくて誰でも楽しめるリーグのようです。
買っても負けても勝ち点が与えられることで
リーグ戦後のプレーオフにも進める可能性もあります。
また、ヒーローインタビューや実況に憧れていた思いを体現しようと
早稲田大学アナウンス研究会と提携。
希望があればインタビュアーや実況者を派遣しているようです。
誰でも無理なく楽しく野球をすることで
本来の野球の面白さや魅力を再発見できそうですね!
スポンサーリンク
子どもたちのために野球クラブを設立!

子供達のために作った野球クラブも話題になっています。
中桐悟さんは中学時代の辛い野球の体験や
現代の少年野球のあり方におかしいところがたくさんあると指摘。
- 厳しすぎて、野球が嫌いになってしまう心配や
- トーナメント戦で勝つために、能力の高い投手に負担が偏る
という点に疑問をもっていた中桐悟さん。
結婚されてお子さんが2人いらっしゃいますが
2人の子どもが野球をやりたい!と言ったときに
入れたいクラブがなかったそうです。
それなら自分で作ってしまおうと
少年野球クラブ
練馬アークス・ジュニア・ベースボールクラブ
を設立します。
スポンサーリンク
設立した野球クラブのルールがすごい!

設立した練馬アークス・ジュニア・ベースボールクラブの
ルールがすごいと話題になっています。
- 週末練習1/4ルール
- 罵声や高圧的な指導を完全禁止
- 野球を「楽しむ」
- 科学的理論に基づいた指導
- 父母会なし(設立不可)保護者の時間的な負担一切なし
- 勝利至上主義の否定
- 肩、肘のスポーツ障害防止
- ロジカルではない声出しは行わない
- 活動は休んでも構わない
などの9つのルールがあり、保護者の負担ゼロ
そして、活動を休んでも構わないなど
今までとは全く違う野球クラブを設立したのです。
無理のない練習量で将来故障するリスクを回避するなど
子どものことを思ってのルールですよね。
会費は割高のようですが、
このルールにマッチングする子供達や親にとっては
このようなクラブはとてもありがたいのではないでしょうか。
今後も中桐悟さんの活躍から目が離せません!